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 尾瀬の小屋
 尾瀬の山小屋を建てた大工さんに聞いた。沼地に建つ山小屋は、基礎が造れないから何本もの丸太を井桁に組んで、その上に小屋を建てていく。 シベリアでは永久凍土の上に家を建てているようだが。

 イグルーを造ってみよう
 都心部でたまに大雪が降ると、子どもたちが雪を集めてかわいいかまくらを造っているのを見かける。簡単に効率よくつくるにはプラスチック水槽を使うとよい。30センチくらいの四角い水槽に雪をしっかりつめて型から出せば、雪ブロックが出来る。直径1.5メートルくらいの円を描いてそれに添ってレンガの要領で積んでいく。適当な高さで内側に傾けながら整形して積み、上部は雪のブロックを下敷き等で切って台形に調整します。最後は丸い蓋をする感じ。壁に氷の窓もあると楽しい。日陰に造る方が長持ちするし、塩をかけるもよい。
 これが壊れる時はどのような経過になるか、多くは予想がはずれるかもしれない。
イグルー構造 イグルー

 暖炉、いろり
いろり  はっきり云えばこんなに効率の悪い暖房方法少ないと思う。しかしこれほど愛着があり人々を癒すものは他に見当たらない。今はTVに主役を奪われたが、かつては一家団欒の中心であり、客をもてなし、飛び交ういろいろな話から、子供も学び大人も楽しんだ。TVも一家の一台の時はまだよかった。雑誌でみる外国のきわめてモダンな住宅にも暖炉が取り入れられているが、日本のいろりは減る一方のようだ。いろりは煙出しを考えなくてはいけない。
 暖炉、ストーブを設置する時は必ず吸気口と換気扇を最上部に設けておきたい。煙もれはよくあるし、特に小さい部屋だと台所等の換気等で逆流を起しやすい。これらの暖房は室温を低く設定しないと暑くていられない。また薪造りは暖房に劣らず温まる。
 住宅地で沢山の煙突が目に付くニュージーランドでは、これから造る家は暖炉が環境の問題で許可されない。したがって規制前の家だけが暖炉を使用している。
サンフランシスコの住宅地では初夏に霧が出ると寒く、暖炉を燃やすことがあると聞いた。富山県の五箇山の合掌造りの主の話では一年の内、いろりを燃やさないのは一ヶ月だと言う。梅雨時などは火があった方がかえって家の中がさっぱりすると言っていた。
 いろりで思い出すのは、昔マッチがないころ、家々では寝る前に種火を炉の灰でかぶせ、燃え尽きないよう、そして消えないようして明日の炊事のため管理したそうだ。消えてしまった時はとなりに種火をもらいに行く。
雪国の景色>

 オンドル
 35年前に韓国を旅行中、あるお宅に招かれてオンドルを見せてもらった。当時は練炭を使用しており、部屋の隅の床が少し黒くなっていて、そこには猫がいた。家の人から、あそこが火のたきぐちで、猫は暖かいことを良く知っていると説明された。
 床暖房の元祖ともいえる韓国のオンドル(温突)は床下に煙の通る煙道(写真)があって、最後は煙突を伝わって排気される。部屋の床は紙が何重かに貼られている。外の冷え込む時も室内はいたって快適で、効率の優れた暖房方法である。現在の温水式床暖房と比べれば温度むらがあるのはやむおえない。
 床暖房の嫌いな人もいるし、必要かどうかで迷う人もいるが、一般の空調機との一番の違いは、温風でないことは肌によく、風邪の蔓延防止にもよいということだ。室温は他の機器より低く設定できる。壁や窓の断熱も重要。
オンドル 煙道断面
煙道断面

 民家
 各地に残る日本の古い民家は非常に貴重だと思う。木造でかつ高温多湿、台風、火事の問題などから外国の石つくりの家より保存が難しいものがあると思う。しかし妻籠、奈良井宿、白川郷、大内宿、その他何箇所かまとまって集落がなぜ残ったのか不思議だった。行ったときには話しを聞いてみるが地元の人も不思議という。あるところでは整備された道路が部落の脇を通り、残された部落は相変わらず貧しく建て直しが出来なかったという話を聞いた。また五箇山では戦後しばらくの間十分な道路がなく冬の間は雪に閉ざされ、その間物資、手紙は船で川をのぼって届けたという。

 国立公園
 バンフから6人とガイドでカナディアンロッキーの山麓ハイキングに出かけた。いくつかのグループに出会った程度だったが、頂上付近で監視員に出会った。国立公園内は許可証が必要だが、それをチェックしていると言う。日本の国立公園では入場人数制限もなく監視員も見たことはない。
 スイスは登山鉄道がどこよりも充実しており、いたるところですばらしいハイキングを楽しむことが出来る。しかし道を少しはずすと岩影にかなりのティッシュを眼にする。ハイキングコースにはほとんどトイレはなかった。一方尾瀬では人も小屋も非常に多いがゴミやタバコの吸殻はほとんどみたことはない。外国人が来て、これほど多くの人が山に入ってかつ環境が守られているのを見て驚いたそうだ。
カナディアンロッキー 国立公園

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