トイレの話
No.1
No.2
イタリア マテーラ 8~13世紀
イタリア南部、古代の洞窟住居のトイレは壺そのものが便器であり便槽も兼ねる。汚物は谷川へ処分する。動物も室内にいることから相当の臭気があると思うが、またかなり慣れてしまうかもしれない。
洞窟は現在でも改造して住宅、店舗、ホテルなどとして使用している。
ドイツのレストラン
便房の扉は透明ガラス、内部に入ってロックすると瞬時に曇りガラスに変わる。
日本制とのこと。
トルコの地下都市
敵が来た時、一時的に身を隠すために住んだ地下都市で、トイレはどうするのかと不思議に思っていた。蟻の巣のようなところで用途別に部屋が決められているが、トイレの部屋は見当たらない。実は壷に用を足すと夜そっと地上に出て川に流すと聞いた。
敵が来た時のための地下都市というが、ワインつくりの部屋はしっかりと出来ている。ワインは相当重要なようだ。
カッパドギアなど洞窟住居も同様に壷を使い、昼間目立たないように布で壷を隠して運んだ。それは老人の役目になっていたというが、ころんだら大変だ。
トイレの窓
北イタリアのドロミテ Piz Boe山 3152m 頂上の脇を下ったところにあるトイレは、外観はごく予想される造りだが、窓から見る景色はアルプスの峰々の絶景で、トイレであることを錯覚する。トイレの窓で今まで見た中で最高だ。頂上のレストランには下界と変わらぬメニューがあるのは驚く。
牧場の小屋
かつて牧童の休憩小屋だろうか。煙突があるので暖をとったり調理が可能だろう。地下部分に窓があったので覗くと端に便器があり、仕切りはなく小屋の寸法とおりの部屋だ。吹雪のときでもここなら夜を明かすこともできるかもしれない。
No.1
No.2
↑top
作品1
作品2
会社概要
案内図
建物・環境
トイレの話
一言
大切な日々
HOME
株式会社アルファデザイン
TEL:045-971-6606
Copyright © Alpha Design Co., LTD. All Rights Reserved.
当サイトに掲載のテキスト・写真の無断転載を禁じます。