トイレの話
 松本駅
 かつて松本駅のトイレに入ったら和便器の下は溝になっていて、少し水が前から後ろに流れていた。
 少しして隣の個室の汚物が水と共に下を通過していった。このトイレは各個室の下は一本の溝でつながっていて時々一斉に流していく仕組みだった。

 北沢峠
 南アルプスにある北沢峠のトイレは水洗式だが水を再利用している。そのため水はコーヒー色、入った人のほとんどが前の人が流し忘れと思い、さらに流したところで茶色い水であることに気づく。

 カナダ
 カナディアンロッキーの探索コースにあるキャンプ場にトイレ小屋があった。小屋は移動式のようで穴を掘ってその上に置く、いっぱいになったら次のところを堀り移動する。

 ネパールの手おけ
 ホテルのトイレに手桶があった。故障した時に自分で水をくみ流すと思ったが、ふと本で読んだことを思い出した。私たちはペーパーを使うが、一部の国々では左手で処理する。その手を洗う桶のようだ。彼らは食事をするときはは右手で食物をつかむ。握手も右。

 トルコ ウォッシュレット風 トルコのトイレ
 トルコのトイレは意外とウォッシュレットが多いと思ったが、何のメカもなく普通の水で自分でバルブをひねって出す。どうもネパールと同様な気がする。

 古代都市エフェソスの水洗トイレ
 古代のエフェソスの水洗トイレを見て感心した。この写真を知人に見せてトイレだといったらすごくびっくりしていた。このオープンなトイレで観光客が用を足すと思ったらしい。でも古代ではおしゃべりをしながら用足していた。人の背程の深さの溝で水で押し流していく。足元に浅い小さな溝があり、ここをお湯が流れていて召使が棒の先に綿をつけて渡すと、主はお湯の綿で処理した。
古代都市エフェソスの水洗トイレ 古代都市エフェソスの水洗トイレ

 北岳の雪渓
 日本第二の高さ誇る北岳に登るにはかなり時間がかかる。また大勢の人が列を成しているから、当然途中にトイレがほしい。臨時のトイレは雪渓の途中、脇に設置されていた。工事現場にあるようなものだが、便槽にはオガクズの様なものが入っていてゆっくり攪拌されていた。近くには発電機があり当然有料トイレ。微生物で分解しているようで臭い気にならない。

 焼却トイレ
 20年以上前に、展示会で全く排水のいらないトイレが展示してあるのを初めて見た。今もあるようで、汚物を焼却してわずかな灰しか残らないが、電力はかなり使うようだ。臭気は電気的に脱臭するそうです。

 志賀高原 芳が平の小屋
 自家発電をする山小屋だが食事時はランプ、水が豊富なことからシャワールームがある。また珍しい水洗トイレ。排水先がないので微生物で分解した後水分は蒸発させるという。この方式でここは標高では限界に近いところだが、公の施設で排水の無いところでは結構設置されているようです。

 トルコの地下都市
トルコの地下都市  敵が来た時、一時的に身を隠すために住んだ地下都市で、トイレはどうするのかと不思議に思っていた。蟻の巣のようなところで用途別に部屋が決められているが、トイレの部屋は見当たらない。実は壷に用を足すと夜そっと地上に出て川に流すと聞いた。
 敵が来た時のための地下都市というが、ワインつくりの部屋はしっかりと出来ている。ワインは相当重要なようだ。
 カッパドギアなど洞窟住居も同様に壷を使い、昼間目立たないように布で壷を隠して運んだ。それは老人の役目になっていたというが、ころんだら大変だ。






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