かつて松本駅のトイレに入ったら和便器の下は溝になっていて、少し水が前から後ろに流れていた。
少しして隣の個室の汚物が水と共に下を通過していった。このトイレは各個室の下は一本の溝でつながっていて時々一斉に流していく仕組みだった。
南アルプスにある北沢峠のトイレは水洗式だが水を再利用している。そのため水はコーヒー色、入った人のほとんどが前の人が流し忘れと思い、さらに流したところで茶色い水であることに気づく。
カナディアンロッキーの探索コースにあるキャンプ場にトイレ小屋があった。小屋は移動式のようで穴を掘ってその上に置く、いっぱいになったら次のところを堀り移動する。
ホテルのトイレに手桶があった。故障した時に自分で水をくみ流すと思ったが、ふと本で読んだことを思い出した。私たちはペーパーを使うが、一部の国々では左手で処理する。その手を洗う桶のようだ。彼らは食事をするときはは右手で食物をつかむ。握手も右。