傾斜地の家 1991年完成 第37回神奈川建築コンクール優秀賞受賞
設計趣旨
現況の傾斜を利用し、車庫、居間等、事務所、寝室等の4つの高さの異なる床から構成されている。
雨の日に傘を使わず車に乗れるようにし、間取り寸法は、動線と家具寸法及び見栄え等から、必要最低限とした。
居間吹き抜け中央に暖炉を設け、その部分を40センチ下げた。暖炉は家族の集まりの中心でありたい。テラスは道路に近いため、視線を避ける位置まで上げた。中央のスリット上のガラスは約6メートル。冬の日ざしは、吹き抜け部分を時とともに移動する。